高配当ETFとコロナショックの影響について

こんにちは
前回は高配当ETFのSPYD・VYM・HDVについての基本情報について紹介いたしました。
今回は高配当ETFとコロナショックの影響について続きを紹介致します。

従来高配当株っていうのはエネルギーや生活必需品など今後事業に対してめちゃくちゃ大きな成長は望めない、だからこそ株主に配当金を渡すことで還元していこうっていうような企業が高配当株価してETFに含まれています。

そしてこのように大きな成長が見込めないセクターっていうのは逆に言うと結構安定した需要があり
続ける安定した企業というふうに言えてました。

そして逆にグロース株などの成長企業っていうのは大きなショック暴落とかには非常に弱く株価がボロボロになるっていうイメージだったんですけど、今回の頃なショックではそのイメージが覆され、今まで安定だと思われていたエネルギー関連企業や生活必需品関連企業の株価がボロボロになり一方でハイテク銘柄、また最近話題のクラウド銘柄っていうのは一時は株価が大きく下がりましたが、その後コロナ時代にマッチしたビジネスモデルということで一気に株価が急上昇しています。

例えばズームなどは年初来で大体4倍ぐらいの株価になっていたりとか、クラウドサインなどのビジネスをしているDocsignなどはコロナ禍で大きく株価を伸ばした企業と言えることでしょう。

また一方で今回のコロナショックで一番打撃を受けているのが、航空産業や石油などの需要が低くなったことでエネルギー産業、そしてホテル型不動産関連の株やリートっていうのがものすごい大暴落を引き起こしたまま株価が回復してないっていうのが状況となります。

そして高配当ETFの中の企業には財務がボロボロになってしまい無配当化になってしまって今回のコロナショックによって大きな高配当株の組み入れ入れ替えっていうのが行われています。


 
このように今回のコロナショックっていうのは高配当ETFにはかなり打撃を与えていて、これはSPYD・VYM・HDV3つの銘柄の年初来リターンなんですけども、各リターンが一番SPYDが年初リターンが低く、-25%と年初に買っていたら資産が1/4溶けてしまっている結果となります。

そして、HDVとVYMはほぼ似たような投資リターンとなっていてHDVが-14%VYMが-10%なっています。

ここで注目したいのは、トリプルQといったようなガーファ、そしてハイテク企業に投資しているグロース系のETFだと年初来リターンが+31.8%ということで高配当ETFが大きなマイナスをつける中、グロース系が大きく含まれたETFがプラスになっているということからも、いかに今回のコロナショックっていうのが高配当ETFに辛い相場だったかっていうのが分かると思います。

特にSPYDはリートが含まれていることから株価が急落した後、その後全然戻れないというような不遇な状況を迎えています。

しかし最近の相場ではズームやドキュサインといったハイテク銘柄に資金が集まっていて、一方でエネルギーセクター、生活必需品セクターなどコロナ回復からの出遅れ銘柄というのもあったんですけど、ハイテク銘柄から出遅れ銘柄へ資金が流入する流れもあってエネルギーセクターやコカコーラなどの生活必需品セクターもようやくちょっとずつ回復しているっていうのが現状です。

もし今後逆張り投資家、今下がってしまった株に投資しようっていう人にとってはもしかしたら出遅れ銘柄である米国高配当株に投資するのもチャンスになる時期もあるかもしれません。

そのような投資家の心理としては今回コロナショックで生活様式が一変してしまってホテル等の需要は悪化、また航空産業なども人の移動が制限されてあまり使われなくなって株価が急落したっていうのが状況ですが、これがコロナが開けることによってまた回復するっていう信頼があるのであれば不動産セクターに大きく投資しているSPYDなどに今のうちから投資していくっていうのも有りな投資方法かもしれません。

ということで今までは年初来リターンから高配当ETFのコロナの影響について見てきたんですけど、この3つの銘柄を配当金再投資した時のトータルリターンを長期で見た時はどうなのかっていうことを見てみたいと思います。

特にSPYD・HDV・VYMでどれを買うか迷ってる人には直近のリターンではなく、もっと長い目で見たリターンっていうのが知りたいですよね。

しかしここで残念な情報なんですけどSPYDの創立年が2015年、HDVが2011年、VYMでも設立時点が2006年と比較するには高配当ETFが新しく出てきたものなので、データが少なすぎるっていう現状があります。

投資リターンの比較にはどこの機関で切り取ったかっていう比較機関によっても大きく異なりますし、またそのような比較機関により誤差をなくすためにはできるだけ長期データっていうのが必要になってきます。

一方で今回の3つの銘柄に関しては長期の比較ができないのでちょっと比較にはなん不向きなんですけど、そのような前提を踏まえた上でここからは配当金再投資をした上でのトータルリターンを比較していきたいと思います。

まず、2016年の比較からということで一番最新にできたSPYDの創立年からの3つのETFの比較をしていきましょう。

これが3つの比較となっていて
青色の線がVYM
赤色の線がHDV
黄色の線がSPYD
となっているんですけど、直近のリターンの比較ですと2016年からはSPYDが調子が良かったんで すけど今回のコロナで一変してVYMがトップに来て、HDV、SPYDと続いています。

そして4年間のトータルリターンとしてはVYMが+45%、HDVが+36%、SPYDが+20%とVYMが一番強い結果となりました。

次に2012年の比較をしていきます。

この比較ではSPYDは比較できないんですけど、HDVとVYMの比較ができます。
この9年間の比較ですとVYMが+142%と大体2.5倍近く、またHDVでも+2倍となっていて9年間で+2倍ということは平均利回りとしてはすごい高いリターンを示しています。
ということで2016年からの比較と2012年からの比較をしてきたんですけど、どちらのグラフでも上位にあるのがVYMです。

ということで私自身はこのデータの比較、またポートフォリオ的にも自分で高配当ETFを一つだけ選ぶならVYMに投資するかなと思います。

またSPYDですが2016年からコロナまでは非常に高い弾を示していて魅力的に感じますが、一方で
今後のコロナの環境を考えるとホテル系やまた航空産業、エネルギーセクターっていうのが復活していくのかっていうのがまだ読めない状態なので、ここで逆張りのような投資はしたくないなっていうことと、高配当ETFを買うときに今回考慮していないのが税金問題で高配当ETFの場合、配当金が高いことから配当課税というのも大きなリターンの差になってきます。
そして高配当であればあるほど税金による損失が大きくなるので、SPYDは税金のことを考えるとちょっと不利なETFということも言えるので、こういうことからもやはりVYMに投資したいなと思います。

ちなみにですが、VYMとインデックス投資を比較してみるとどうかというと

これはVYMが創立された2006年の翌2007年からの比較なんですけど、この13年間を見てみると
VYMが+147%、 s&p500が+224%と s & p 500が+3.2倍、VYMが+2.4倍になっていて、
VYMが大きくリターンとしては負けている結果となります。

しかしですねよく見ていただきたいのはs&p500とVYMはインデックス投資と高配当株投資で
リターンが大きく劣後したのが2018年からということで、それまではかなりVYMも頑張っていた方なんじゃないかなと思います。

このグラフでは税金のことは考慮されていないので税金を考慮するとVYMの方が2018年まででもインデックス投資に比べれば、リターンとしては低くなってきますがそれでもかなりVYMも善戦している方なんじゃないかなって思います。

もしインカムゲインがほしいっていうのであればVYMに私は投資するかなと思います。
ということで今回はSPYD・VYM・HDVの比較だったんですけど、
結局私はもし買うならVYMに投資します。

以上3つのETFの比較でした。
 
ここからは米国株式以外で私が行っている投資方法を紹介いたします。
昨年から運用しているのがFXSUITというFX証券会社で行うスワップ運用になります。
FXというと損失があるのではないかと思う方も居るかもしれませんが、私が運用している
「さんすくみ」は損失なく銀行の預金感覚で金利のみを獲得することができます。
この手法はFX未経験者でも簡単に行うことができ、1万円から運用することができるので投資初心者におすすめの投資法になります。
 
不労所得が欲しい方は是非「さんすくみ」も手法の一つとして運用してみてください。