
もちろん本業という基盤を持ちながら不労所得を得ている人は、こうした波がきてもそれほど問題とならず耐えることができるはずです。
日本では幸か不幸か、給料を減らしたり、解雇したりすることのハードルが大きくなっています。(賃金を下げるには労働者への説明や同意などを得る必要がある、など)
そのため多少景気が後退したとしても、それですぐさま給料が半分になったりゼロになったり、なんてことは、ほとんどありえません。
これこそが、「生活の基盤」の強みです。
問題は、不労所得をメイン収入として生活している独立者やフリーランサーなど。
変動のリスクに対応するためには、これらの対策をあらかじめ行っておく必要があります。
・持続可能性の高い不労所得を手に入れる
・複数の不労所得を同時に動かす(リスク分散)
・ひとつの不労所得に依存しない(リスク分散)
・景気に左右されづらい不労所得を手に入れる
・生活レベルを低く保つ(低コストで生活できるようにする)
これらの対策は、すでにこれまでも紹介してきたものがいくつか含まれていますね。
たとえば「持続可能性の高い不労所得」を手に入れることで、基盤を強固にする。
「不労所得は複数同時に動かせる」というメリットを活かして、ひとつの収入に依存することがないよう分散する、などです。
しかし、複数同時に動かしている不労所得の中でもメイン収入となるものがひとつやふたつ出てくるはず。