がんのメカニズムと高濃度ビタミンC点滴の関係
高濃度ビタミンC点滴はからだの中で蓄積できない濃度のビタミンCを人工的に凝縮し、それを点滴で体に取り込ませることによって、通常ビタミンCの効果を強く発揮させるものです。
高濃度ビタミンC点滴をすることよって高いレベルのクエン酸サイクルを起こし、
血中の疲労物質を流して疲労回復効果を発揮するほかにも、肌の老化現象である
しみやしわ予防、そして肌トラブルのにきびの改善といった効果が期待されます。
そのため高濃度ビタミンC点滴は美容関係を中心に使われていたのですが、
それが近年重症病棟の点滴にも使われ始めているのです。
それは高濃度ビタミンC点滴でガンの痛みが和らぐことが分かったためです。
なぜ高濃度ビタミンC点滴でガンの痛みが和らぐのかというと、
がんの成長するメカニズムが関係しているためです。

がんの成長するメカニズムは、細胞の一部が変容してそのほかの細胞を取り込む際に、
そのままでは免疫機能の力に対抗できないため血管に付着して自身の細胞の一部をくっつけます。
そして自身の細胞をくっつけた血管内から、細胞の活性化を促すブドウ糖を吸収して
活力として免疫機能と退治し、打ち勝ち、徐々に侵食していくというメカニズムとを取ります。
そこで高濃度ビタミンC点滴を行うと、高濃度ビタミンCは血管内に取り込まれると
ブドウ糖の形にほぼそっくりに作りかえられます。
ブドウ糖にほぼそっくりに作り変えられた高濃度ビタミンCをがん細胞がブドウ糖と
間違えて吸収すると、がん細胞の内部で強い抗酸化作用を持つ物質に切り替わり
がん細胞を攻撃するため痛みが和らぐのです。
エネルギーを生成する「クエン酸サイクル」どんな働きをする?
「クエン酸サイクル」とは、ハンス・クレブス博士によって解明された学説です。
ハンス・クレブス博士に1953年にノーベル賞を授与されています。
人間が生命活動を行うために欠かせないエネルギーは、クエン酸サイクルと呼ばれる
生化学反応回路によって生産されます。
エネルギーの生産工場のようなもので、口の中から取り入れられた食べ物や飲み物などの
栄養素はまずオキサロ酢酸と結合します。それからcisアコニット酸・イソクエン酸・
αケトグルタル酸・コハク酸・フマル酸・リンゴ酸と反応していき、最終的にはクエン酸になります。
このクエン酸サイクルの中で、減った分がエネルギーとして使用されたり汗や尿、
吸気として燃えたということになるのです。

クエン酸サイクルがスムーズに流れて行かないと、体の中に
乳酸やピルビン酸といった物質が溜まってしまいます。
乳酸やピルビン酸はエネルギー合成の際に生じる酸化物なので、
生じることで体が酸性に傾いていきます。
それを防ぐにはクエン酸を摂取して、クエン酸サイクルを活発にするのがおすすめです。
乳酸やピルビン酸が完全燃焼することができれば、体が健康な状態である
弱アルカリ性へと導かれることになります。
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